巻頭言1992

第三内科教授就任1992年)

 

 平成4年3月に神戸大学第三内科教授を拝命してはやくも半年が過ぎようとしている。立派な教授候補者が数多く居られた中、既に医学研究国際交流センター教授であった小職が配置換によって第三内科教授に選出された。その過程で同門会のたくさんの先輩や後輩が必死で応援して下さり、また、結果を皆さんが喜んで下さった。大変光栄なことである。その一方、第三内科が井村裕夫教授、藤田拓男教授と超一流の教授によって作られ育て上げられた、類稀なる輝かしい業績を持つ内科教室であることを誰よりもよく知っているだけに、課せられる責任の重大さに身の引きしまる思いである。第三内科の最初の大学院生として入局して以来、20年余り第三内科の発展途上における苦難と喜びを目のあたりに見てきた。第三内科の長所として評価されているところも、欠点として時には批判されているところも十分に承知しているつもりである。欠点を補いながら長所を可能なかぎり伸ばしていきたい。第三内科に籍を置いた三緑会の会員一人一人が充実した前向きの人生を送れるよう、教室も出来る限りの援助を惜しまないつもりである。会員諸氏には新生第三内科が今まで以上に発展できるよう絶大なる援助をお願いする次第である。

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